製菓専門学校で憧れのパティシエを目指そう!
製菓専門学校入学前に用意しておくべきものとは?
製菓専門学校では、調理実習を行いながらお菓子について学ぶことができます。入学後はお菓子に関する知識も学ぶので、他の専門学校や大学と同様にノートや筆記用具が必要です。学校で指定のものがある場合は別ですが、事前に用意しておくと安心でしょう。
調理実習中に必要なことを書き留めるためには、メモ帳などが必要になります。シャーペンは芯が折れて食材に入る心配があるので製菓専門学校では注意が必要です。鉛筆は、調理中に削ることができないのでおすすめできません。実習中に書き留めるのには、ボールペンが便利です。
実習を行う調理場に入る際は、土足で良いのか確認しておきます。外で運動していた時に履いた靴など、土埃がついた靴は調理場では喜ばれません。履き替える靴を必要に応じて準備しておくと良いでしょう。
エプロンは、学校指定があるかどうかを確認してから用意します。自宅でも学校で勉強したことを復習できるように、自宅用のエプロンや包丁も用意しておくこともおすすめです。
製菓専門学校入学前に知っておくと役立つ情報!
これからパティシエを目指す人は将来独立して自分の店を持つことを希望している人が多いと思います。そのためには最初に「製菓衛生師」の資格を取得することが得策です。
この資格を取得すると、「働く人や衛生面の管理・向上をサポートする資質がある」ことが認定されますので、食品に関する安全と衛生を守る責任者に位置付けられます。この資格は「2年以上の実務経験」か「製菓専門学校で1年以上学習経験があること」が受験要件になっています。
試験は筆記試験が主体で、衛生関係法規・食品学・栄養学・製菓に関することなど広範囲にわたりますので、働きながら挑戦するのはかなり厳しいと言えます。従って、当初からこの資格取得を目指して製菓専門学校で学習すのが最短距離ですが、在学中にこの資格を取得することができる製菓専門学校は限定されていますので、希望する専門学校の情報を集めて、間違いない選択をしてください。
また、この資格の上位に位置付けられる「菓子製造技能士」資格も、指定された学校を卒業すれば受験資格があることも考慮して専門学校選定の選択肢の一つにすることをお勧めします。